お手入れが大事な革製品。
私、目次伸行は革製品が好きである。
最近は風化しにくいPVC(ルイヴィトン)なども存在するが、はやり、至高と言えるのは本革であり、私は本革が大好きである。
革にも種類があるが、一番好きなのはなんだろうね、蛇かな?クロコダイルかな?最近はその辺の輸入も厳しくなっているので、なかなか日本では良いものが手に入らないといわれている。
基本的にパイソンやクロコダイルなどの革はエルメスが良いものを買い占めてあとはその下が…。ということ。
つまり、エルメスを買えば問題ないわけだが、さすがにカバン一つで150万という金額はビジネス用としても貯金を崩さなくては購入することができないし、今の収益でエルメスだなんて、完全な成功者ぶってもね…。
それに、このような最高級品というのは、お手入れがとても大事だ。
私は革製品というのはある意味勘違いされていると思っている。
最近はあまり見なくなったが、エンジニアブーツなどを販売しているアメリカ発祥のブランドに「RED Wing」というブランドがあるのだが、10年位前かな?結構流行ったし、私自身も原付しかもってないのに、ショットのライダースジャケットにREDWingのロングエンジニアブーツ(もちろんスチールトゥは無し)を履いて、それなりに女の子と遊んでいたものだ。
多分、一番そういうファッションが流行った時期だろうね、エドウィンとかLEEとか裾が少し広いRIDERというセレクションも存在していたくらいである。
そこで目に付くのが、革製品を手入れのしていない足の臭そうなブーツである。
それを、アジだなんて言っている同年代の友達。足臭かったな…。
いやもうこれはボロボロの手入れされてない本革ブーツはいてる人への悪口なんだけど、手入れをしなければアジもエイジングもくそもない。むしろ本革へのイメージが悪くなるから本当に勘弁してくれ。
かくいう私も一時、古着というものを買っていた時期がある。
それこそ骨格に合わないのにアメカジを買っていた。
それなりに当時もブームだったので、自分もブームにのっかていた。
ライダースが流行っていた時期だったために、それなりのブランド、レッドウィングやチペワなどの新品価格3万円から4万円程度ブーツを買ったけど結局に合わなかったなぁ…。
現在それらブランドの中古ブーツが状態が比較的悪いのに2万円近くで売られている。びっくり…。
ちなみにアメリカンブーツの王様だと私が勝手に思っているホワイトブーツの中古で見たことがない。きっと当時の私みたいに買えない人が、レッドウィングやダナーを買うのかな?とか失礼なことを想像しちゃってたり。
話を元に戻すが、その古着屋さんで売っている靴は結構地雷で、明らかに手入れをしておらず、傷んでいて、どう見てもこれは商品とブランド力で中古価格が高いアイテムというだけなのに、それを味がこっちの方があると言い出して買っていたギャル男っぽい人を急に思い出した。
店員さんだって、仕入れてから手入れをするわけではないし、基本的に放置でしょう?ミンクオイルを塗っているところとか見たことがないし、結構埃をかぶっているしね。
放置された痛みと、エイジングを一緒にする。
こういう人が高いブランドを買ってもすぐにダメになるというんだろうなと思っている。きちんとお手入れしないと、コードバンであっても、傷はついてしまうし、ボロボロになってしまう。
高級感のある味ではなく、貧乏くさくなったかわいそうなハイブランドとなってしまう。
実際、エルメスのお財布などは最高級品で、傷みやすいのでその品位を維持するのは大変で、良い品物ほど傷みやすいのは事実かもね。シルクとかね。
レザー製品、安いものなら横浜ジョイナスの2Fにあるから入門としてはオススメである。
革の知識が出来て、高級品をたしなみたくなったら、元町にでもいってHIROKIレザーでもみたらどうだろうか。関係なさそうに見えるが、革を知ると足が臭くなくなるからね。
身に着けるブランドに対する知識も大事だけど、素材のお手入れについての知識はもっともっと大事である。