
ポップンの腕がどんどん落ちていく。
わたしは、ポップンミュージックという昔からある音ゲーが大好きでよくやっていました。
どんなゲームなのか?というと今はあまり見ませんが、ゲームセンターに白や黄色に緑と青が左右対称にあり、真ん中に赤いボタンがある音楽ゲーム。それがポップンミュージックというゲームです。
ポップンミュージックは見出しの通り、ポップンという愛称で親しまれているゲームで、これはコナミ公式の愛称。
そんなにガチ勢ではないけど、まわりにガチ勢というよりもランキングによく名前が乗る人が同級生だったということもあり、どちらかというと遊ぶよりも最後の方は見るほうがおおかった。
それで、いろいろあり30歳ぐらいのときに、ポップンというか音ゲーを急にやるようになった。
でもまぁ、めちゃくちゃハマっていたときよりはそれでも控えめに遊んでいたのだけど、そのころが一番ポップンの友達が増えたということもあり、溝の口へ遊びにいったりしていろんな交流ができた。もちろんその方たちとは色々あったことも知っている上で、わたしと遊んでくれる。
その時が一番上手だった。
しかし、やっぱり年齢を重ねると仕事やら体力的な問題でゲームというものは全然やらなくなってしまう。
わたしの場合は、時間と金銭的に少しだけ余裕があるものの、一人でゲームをやりにゲームセンターへ行くことはしなくなってしまった。それよりもどこかへ行ったりなにか食べに行ったり、することが多くなった。
その結果、見出しのようにどんどん腕前が低下していったのだ。
まず、認識力の低下…。特に低速地帯の処理がわからなくなることだ。
その次に、見てから手を動かすのが遅くなる。
最後に素早く手が動かなくなる。
こんな感じでどんどん叩けたところが叩けなくなる。
毎回思うのが「どうやって昔クリアしたんだろう…。」これしか出てこないのだ。
もちろん、レベル49でも新たにクリアできた曲があるにはあるのだけど、それはリナシタEXと比べたらマシなレベル49をクリアしたというだけで、当時の腕前には戻っていないのだ。
一つだけ例外があって K∀MUY EXがリナシタをクリアしたときでもクリアできなかったのに、なぜか37歳後半だかにクリアした。
でもまぁ、やっぱりそれもリナシタEXと比べたらマシな譜面なだけあって、リナシタがクリアできたときにもっと根詰めればクリアできたのだろうとおもう。
そして今日やったらボロボロだった笑
・天空の夜明け 落ちる
・コドモライブ 落ちる
・クラシック4 落ちる
あらら…。
ちょっとどうなってるの?と。
いくらなんてもこれはできなさすぎでしょうと笑
年齢には勝てない。
戦略系ゲームで頭を使うゲームなら、年齢はほとんど関係ないが、音ゲーのように認知認識処理動作というのをかなりの短時間で行わないといけないゲームというのは、どうしても年齢が関係してくる。
たとえば、将棋などはわたしよりも、歳を重ねている方が現役で段位戦で対局 つまり 音ゲーで言うところのトップランカーみたいな世界で対局している人も多い。
一方で音ゲーはそうもいかなくなる。つまり、ガチを目指すには寿命が短いゲームとも言える。
歳を実感した。
年齢を重ねてからの遊び方
こんな、ポップンに関してネガティブなことを書いたけれど、年齢を重ねてからの遊び方というものがある。
これはわたしがまだ高校生の頃によくポップンとビートマニアで遊んでいるオジサマがいた。
たぶん冗談抜きで当時で50歳くらいだと思うし、私の父親くらいの年齢なんだとおもう。
なんというか、正直自分たち学生の頃は、うまくなろう!うまくなろう!という勢いが強すぎたとおもう。
そして正直いまでもその気持は捨てきれないのも否めない…。
だから、今日も高難易度の曲をプレイして、前はクリアできたのにムキーーーッ笑となって、腕が落ちたなどと記事にしているわけだ。
でも、わたしの記憶が正しければ、そのオジサマはポップンを普通にやってたけど、ゲームという感覚で楽しんでいるように思えた。
ガチではない、決して腹を立てないプレイだ。そのオジサマの遊び方は今思えば大人だった。
失敗したからって、あちゃー笑みたいな感じで遊んでいたし、ボタンが過剰反応または戻ってこないなどの不備があればそこではプレイせずに帰っていった。
しかし、意外とポップンは筐体に差があり、この台じゃないと!というプレーヤーがわたしを含めてそうだった。だからボタンが過剰反応しようが凹んで押されたままになってようが、ムキになってスコアを伸ばそうとがんばって100円を投入していた。
なにがいいたいのか?というと、楽しむためにこだわることをせずに、人の上手さに憧れず自分をしり遊んでいたのではないか?と。
わたしは、そのオジサマじゃないので本心はわからないけど、あのときわからなかったが今になってわかった気がした。
大人の遊び方か…。
まぁどうせいい大人なんだから、と思いつつそれができない自分。
腕が落ちたことや実力の低下はもう受け入れて、ライト層よりもライトにプレイをすることにしよう。
あのときにオジサマ、ありがとう。